• "福祉対策"(/)
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  1. 高岡市議会 1995-12-04
    平成7年12月定例会(第4日目) 本文


    取得元: 高岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-22
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 開議 午後1時01分   ────────────・─────────────・────────────               開             議 ◯議長清都勇之君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第4号)のとおりでございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               諸  般  の  報  告 2 ◯議長清都勇之君) この際、諸般の報告を行います。  市監査委員から、平成6年度商工労働部福祉保健部及び教育委員会に関する定例監査の結果報告書が提出されておりますので、その写しを各位のお手元まで配付してございます。  以上で、諸般の報告を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 3 ◯議長清都勇之君) 日程第1 議案第83号から議案第 100号まで及び請願第7号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  長  報 告 4 ◯議長清都勇之君) 過日の本会議におきまして、各常任委員会に付託いたしました案件につきましては、それぞれ慎重に審査をいただき、その結論を見出しております。  これより、各常任委員会の審査結果並びに経過につきまして、委員長の報告を求めます。  まず、民生病院常任委員長 二上桂介君より報告をお願いいたします。       〔民生病院常任委員長二上桂介君)登壇〕 5 ◯民生病院常任委員長二上桂介君) 今次12月定例会におきまして、民生病院常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過について、御報告申し上げます。
     本委員会に付託されましたのは、  議案第83号 平成7年度高岡市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会所管分  議案第84号 平成7年度高岡市国民健康保険事業会計補正予算(第3号)  議案第86号 平成7年度高岡市老人医療事業会計補正予算(第2号) 及び  議案第89号 平成7年度高岡市高岡市民病院事業会計補正予算(第2号)  以上、予算議案4件であります。  審査の結果、全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑について申し上げます。  まず、一般会計補正予算に関して、  新婚家庭のための住宅増改築等利子補給事業費が 100万円の増額になっているが、申請件数で何件の追加となったのかとの質疑に対し、当初予算では、新規80件を見込んでいたものが15件、利子補給期間が5年間となっていることから、継続では 140件を見込んでいたものが10件ふえ、それぞれ追加したものであるとの答弁があり、  また、予防費のうち日本脳炎予防接種費が、14歳未満が対象外となったことにより減額となっているが、中学校での予防接種はどのようになるのかとの質疑に対し、予防接種法の改正により、日本脳炎3期の接種対象者は14歳以上16歳未満となった。これまで、中学2年生に日本脳炎予防接種を行っていたが、この中には満13歳の生徒もおり、来年度からはすべてが14歳以上の中学3年生を対象に接種することになるとの答弁がありました。  次に、国保事業会計に関しては、  国庫補助として医療費適正化特別対策事業費があるが、その算定基準はとの質疑に対し、医療費適正化特別対策事業として推進体制の強化、職員等の研修、レセプト点検体制充実強化、被保険者の指導などの事業があり、それぞれの事業によって10割から5割の国庫補助率となっているとの答弁がありました。  次に、病院事業会計に関しては、  病院改築のための財源として、病院事業債 186億円を見込んでいるが、これを一般会計病院事業会計とがどのような割合で負担し、最終的には病院事業会計でどれだけの額を負担することになるのかとの質疑に対し、地方公営企業法で定める経費負担の原則により、病院の建設改良に伴う経費の負担割合は、一般会計元利償還金の3分の2を負担し、残り3分の1は病院事業会計が負担することになり、5年据え置き期間を含め30年償還となる。起債の利率は年度により異なるものになると思われるが、県との協議により5%の利率で今後の収支見込みを計算しており、それによると30年間の償還元利の合計額は約 376億 7,700万円となり、このうちの3分1である 125億円余りを病院事業会計が負担することになる。そのピークは平成15年度で、当該年度における病院事業会計の負担額は約4億 5,000万円と見込んでいるとの答弁があり、  また、平成7年度の継続費3億円の内容と今後の工事予定はとの質疑に対し、工事前払い金の規則では、工事費の3割が前払い金となっているが、10億円を超える場合は3億円が限度となっている。補正予算が議決されれば、直ちに契約の準備に取りかかり、2月下旬ごろから3月上旬には入札が執行できると担当部門から聞いている。また、地方公営企業法では、契約案件に関する地方自治法の規定は適用除外となっており、入札により契約業者を決定の後、直ちに工事に着手することになるとの答弁があり、  また、大震災を想定し、ゴムの弾力性を生かした免震構造という建築手法があるが、改築される市民病院耐震構造はどのようになっているのかとの質疑に対し、免震構造にはなっていないが、当初計画より鉄骨、鉄筋のボリュームをふやした耐震構造になっているとの答弁がありました。  また、市民病院の場所は、軟弱な地盤であると聞いており、改築に当たっては、泥水が多く出てくることが考えられるので、その対策を十分とって工事を行ってほしいとの要望がありました。  以上をもちまして、民生病院常任委員会の審査結果並びに経過の報告といたします。 6 ◯議長清都勇之君) 民生病院常任委員長 二上桂介君の報告が終わりました。  次に、経済消防常任委員長 藤田大了君より報告をお願いいたします。       〔経済消防常任委員長(藤田大了君)登壇〕 7 ◯経済消防常任委員長(藤田大了君) 今次12月定例会において、経済消防常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  議案第83号 平成7年度高岡市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会所管分  議案第87号 平成7年度高岡市工業団地造成事業会計補正予算(第1号)  議案第88号 平成7年度高岡市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)  議案第97号 財産の取得について        (水槽付消防ポンプ自動車)  以上、予算議案3件及びその他議案1件の計4件であります。  審査の結果、全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑等について申し上げます。  まず、一般会計補正予算に関して、  地方卸売市場発泡スチロール容器処理場建設に対する補助内容と施設の処理能力は十分であるのかとの質疑に対し、市場関係者協同組合を設立し、無公害で資源の再利用が図られる溶融方式の処理場を建設するもので、建屋と機械設備で総事業費 4,000万円に対し、1,300 万円の補助を行う。1日当たり 3,500個の処理能力があり、これまで、発泡スチロール容器が野積みされ、臭いや美観が損なわれていたが、処理場の建設によりこのことが解消できるとともに、資源の再利用も図ることができるとの答弁があり、  また、地域農業基盤確立農業構造改善事業(緑の農村空間)として、体験農園施設農村水辺修景施設、ふれあい広場や駐車場等の整備費が計上されているが、当事業の全体整備計画はどのようになっているのか。また、ハード面の整備とともにソフト面の充実が求められているが、市と財団法人高岡農業振興事業団の役割も含め、農業農村施策にどのように取り組むのかとの質疑に対し、緑の農村空間整備事業を見直し、ガット・ウルグアイ・ラウンド対策の事業である新たな事業として、農業センターを中心に、同センターの周辺部を「農業の里」と位置づけ、土地基盤整備交流施設整備に取り組み、農業農村の活性化を図るものである。今回の補正をはじめとして、総合計画第7次事業計画では7億 5,500万円を、また、第8次事業計画でも継続して、総事業費13億円余りで整備していきたいと考えている。これらの整備により、農業への理解を深め、都市住民との交流の場として、また生涯学習の場として、財団法人高岡農業振興事業団と連携しながら農業農村の活性化に努めていきたいとの答弁がありました。  また、農業集落排水事業会計補正予算に関し、  佐加野浄化センター処理能力は、区域内人口から見てまだ余力があると思われる。建設事業が終了し維持管理に入っているが、これからの加入者は、工事費を全額自己負担となることから、一定の補助ができるよう検討されたいとの要望がありました。  また、水槽付消防ポンプ自動車に係る財産の取得に関し、  今回購入する水槽付消防ポンプ自動車水槽容量はどれくらいか。また、消火能力はどの程度のものかとの質疑に対し、この種の自動車の水槽容量は 1.5トンから2トン級までがあるが、迅速さや車両重量の関係から 1.5トン級のものを購入したい。3、4分間の放水能力があり、初期消火には十分対応できるものであるとの答弁がありました。  以上をもちまして、経済消防常任委員会審査経過並びに結果の報告といたします。 8 ◯議長清都勇之君) 経済消防常任委員長 藤田大了君の報告が終わりました。  次に、建設水道常任委員長 柴田陽子君より報告をお願いいたします。       〔建設水道常任委員長柴田陽子君)登壇〕 9 ◯建設水道常任委員長柴田陽子君) 今次12月定例会において、建設水道常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過について、御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  議案第83号 平成7年度高岡市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会所管分  議案第85号 平成7年度高岡市下水道事業会計補正予算(第2号)  議案第90号 平成7年度高岡市水道事業会計補正予算(第2号)  議案第91号 平成7年度高岡市工業用水道事業会計補正予算(第1号) 及び  議案第98号 市道路線の認定について の以上、予算議案4件及びその他議案1件の計5件であります。  審査の結果、これら5件については、全会一致でいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、審査の過程における質疑について申し上げます。  下水道事業会計補正予算に関して、  管渠事業費の中で、委託費及び工事請負費が減額となり、補償補てん及び賠償金が増額となっているが、その理由と補償等の件数は年間どれくらいかとの質疑に対し、12月段階で、年間の委託費及び工事請負費総額が把握できることから、3月までの事業量を勘案し予算の組み替えを行った。補償等の件数については、平成6年度では、水道局への委託事業都市ガス、電柱の移転補償等で 160件程度であり、平成7年度おいても同様の件数を見込んでいるとの答弁がありました。  以上をもちまして、建設水道常任委員会の審査結果及び経過についての報告といたします。 10 ◯議長清都勇之君) 建設水道常任委員長 柴田陽子君の報告が終わりました。  次に、総務文教常任委員長 山沼成敏君より報告をお願いいたします。       〔総務文教常任委員長山沼成敏君)登壇〕 11 ◯総務文教常任委員長山沼成敏君) 今次12月定例会におきまして、総務文教常任委員会に付託されました議案及び請願の審査結果並びに経過について、御報告申し上げます。  まず最初に、議案について申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  議案第 83 号 平成7年度高岡市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会所管分  議案第 92 号 高岡市議会議員及び高岡市長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例         の一部を改正する条例  議案第 93 号 高岡市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区等に関する条例等の一部         を改正する条例         「高岡市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区等に関する条例の一部         改正」         「高岡市役所支所設置条例の一部改正」         「高岡市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正」  議案第 94 号 高岡市長の資産等の公開に関する条例  議案第 95 号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例  議案第 96 号 高岡市市税賦課徴収条例の一部を改正する条例  議案第 99 号 富山県市町村会館管理組合規約の変更について  議案第 100号 富山県市町村職員退職手当組合規約の変更について  以上、予算議案1件、条例議案5件、その他議案2件の計8件であります。  審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑について申し上げます。  まず、補正予算に関し、  来秋に開催される第11回国民文化祭事業費として5万 5,000円が計上されているが、本市で行われる事業は何か。またその事業に伴う県と市との財政負担割合はとの質疑に対し、国民文化祭は平成8年9月28日から10月7日までの10日間県内で開催される。本市では、全国民謡民舞まつり富山国際演劇祭、能楽祭、いけばな展、洋舞フェスティバル万葉フェスティバル、美術展の計7事業が行われる。事業費は、現在県で検討中であるが、負担割合については、県が8割、市が2割であるとの答弁があり、  また、芳野中学校コンピューター教室改修事業費が計上されているが、これで市内中学校すべてにコンピューター教室が整備されるのか。まだ整備を要する学校があるとすれば、事業の開始から相当の期間も経過しており、学校間の公平という観点からも早急に整備をする必要があるのではないかとの質疑に対し、芳野中学校が終了すると、中学校ではあと2校の整備が必要であり、当事業の実施については、各学校の余裕教室の状況等を考慮しながら、計画的に実施してきたものであるとの答弁がありました。  次に、請願について申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  請願第7号 地域防災計画の見直しと原子力災害に対する備えについて の1件であります。  本請願は、1、事故の際、北陸電力からの事故通報のすべての情報を県内各市町村へ即時伝えること。2、他の自然災害とは異なる原子力災害の特殊性を考慮し、専門の職員の養成や教育を行うこと。以上、2項目を県の防災計画に組み入れるように県に要請すること。  また、1、放射能測定機器や防災服を購入し、放射能の測定ができる体制をつくること。2、住民には、原子力災害についての広報活動を行うこと。例えば、コンクリートの建物など避難先をリストアップしたり、住民の避難に備えて天候や風向きなど、さまざまな状況を考慮した避難マニュアルをつくること。3、甲状腺障害から住民を守るため、ヨウ素剤の配備を行うこと。以上、3項目を本市の地域防災計画に織り込むことの措置を願うものであります。  審査の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  以下、審査過程での意見について申し上げます。  本請願に反対の立場から、  市民に対して、原子力災害についての広報活動を行うことなど、願意の一部については理解できる面もあるが、現段階で全体として防災計画へ組み入れることは時期尚早と思う。しかし、今後、調査研究を進めていく上で、市から県に対して原子力災害への対応策等について取り組んでもらうよう申し入れをしていくことも必要と考えるとの意見がありました。  また、同じく本請願に反対の立場から、  万一の事故が起きた場合、その情報を県内各市町村へ即時に伝えることや専門の職員の養成や教育を行うことを求める願意は、心情的には理解できる。今後は、原子力災害についていろいろな角度から検討をするなど、時間の経過を見ることも必要であると思うとの意見がありました。  次に、本請願に賛成の立場から、  地域防災計画は、万一災害が起きた場合の対応や備えを総合的に定めておくものであり、そういう趣旨からも、原子力事故における防災も盛り込んでおくべきである。8キロから10キロの範囲を超えて放射能の影響は広がらないとする国の見解は、何ら根拠のない基準であり、チェルノブイリではいまだに30キロ以内は立入禁止の状態にあり、200 キロから 300キロ離れたところにも放射性降下物が堆積し、今も多くの人や子供たち放射性障害に苦しんでいる。原発事故は一たん起きたら取り返しのつかないものであり、富山県や本市においても、放射能から県民や市民を守るための備えがぜひとも必要である。福井県の今立町では、既にヨウ素剤を配付しており、武生市においても近く配付することにしている。本市としても、県への働きかけはもちろん、放射能を測定する技術やどのような影響があるかなどの基礎知識を修得した職員の養成・配置、さらには、市民病院放射線技師防災担当に加えるなど、自治体として実行できることを一つひとつ積み上げていき、万一の場合に備える必要がある。どんな災害も絶対に起こらないということはない。今後とも請願の願意に沿えるよう、予算措置等も含め、市当局、議会において真剣に議論を展開していくべきであるとの意見がありました。  以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査結果並びに経過の報告といたします。 12 ◯議長清都勇之君) 総務文教常任委員長 山沼成敏君の報告が終わりました。  以上をもちまして、各常任委員会の審査結果並びに経過についての報告が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                  質             疑 13 ◯議長清都勇之君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  別段ないようでございますので、これで質疑を終結をいたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 14 ◯議長清都勇之君) 次に、討論に入ります。  通告がございますので、発言を許します。31番 太田一男君。       〔31番(太田一男君)登壇〕 15 ◯31番(太田一男君) 請願第7号 地域防災計画の見直しと原子力災害に対する備えについて、賛成の立場から討論をいたします。  総務文教常任委員長の方から既に概略について委員会審議経過の説明がございましたが、最初にお断りしておきますけれども、この請願は、原子力発電に対して賛否を問うものでないことであります。むしろ原発に対する賛否を超えて、原発の安全性について80%以上の市民が不安を感じている現状がある以上、自治体として何をなし得るかを具体的に求めているものと受け取っていただくのが妥当かと思います。  かつて1991年12月には、原子力防災計画の策定を求める署名運動がありまして、呉西地区を中心に県内で20万 3,000名の署名が集められました。これは反対の人はもちろん、賛成の人でも原発の安全性について多くの不安を感じているという現状が明らかになったのであります。  その後、昨年8月には、北陸電力志賀原発におきまして、再循環ポンプ停止による原子炉停止事故があり、富山県に対する連絡のおくれから、県が北陸電力に対して厳重に抗議するという一幕があったことは記憶に新しいところであります。  それに加えまして、今月の8日には福井県敦賀市の高速増殖炉の実証炉「もんじゅ」が、ナトリウム漏れ事故により緊急停止をし、大きな問題になっています。この事故は、原子力安全委員会が絶対安全と太鼓判を押していたものであるだけに、福井県知事福井県議会は激怒したと伝えられておりまして、運転の再開すら危ぶまれているようであります。  また、動力炉・核燃料開発事業団、いわゆる動燃のことでありますが、動燃の苦悩は大変深く、原子力安全委員会緊急会合を招集するという異例の事態になっています。休日に原子力安全委員会が招集されましたのは、アメリカのスリーマイル事故、ソ連のチェルノブイリ事故、関西電力の美浜原発事故など数えるぐらいしかないと言われております。いかに開発関係者が事態を重視しているかがわかるのであります。有識者の中には、これは単に高速増殖炉安全性ばかりではなくて、我が国の原子力政策安全性神話が揺らぎ始めているんだという指摘をする声もあるのであります。  さらにこの問題についてつけ加えますと、12月11日には福井県と敦賀市の担当職員の4人が、安全協定に基づき立入調査したところ、動燃発表のビデオにない事実が明らかになり、動燃もこれを後から追認せざるを得ない、そのことから動燃に対する福井県民の不信感と怒りはさらに燃え上がっているというふうに新聞は伝えております。  既に周知のことではございますけれども、スリーマイル島事故の場合は、30キロ以内はすべて避難の対象となりました。チェルノブイリ事故では30キロ以内はいまだに立入禁止でありまして、200 キロから 300キロの範囲では、放射性降下物による子供やあるいは妊婦に対する放射能被害がいまだに継続しているというふうに言われているわけであります。  このことからも、原子力発電所におけるシビアアクシデント、つまり苛酷事故のことでありますが、原子力安全委員会の指針にあります事故範囲8キロメートルから10キロメートルの根拠は極めて薄く、意図的なものであると言わざるを得ません。第一、10キロメートルを超えたら突然放射能の影響がなくなって、安全になるはずがないのであります。志賀原発から本市までの距離は、行政区域の境で30キロ余り、中心部でも約40キロであります。現在見直しが行われております地域防災計画には、大地震だけではなくて、あらゆる事故を想定した対策を包括すべきものであると考えますし、当然、原子力による万一の事故にも対応策を定めておくべきと考えるのであります。  このような見地から見ますと、請願第7号に記載されている請願事項は、現時点で考え得る必要最小限度の対策であって、自治体としてそれほど負担になるようなものはないのであります。  1番目の請願事項に関しましては、これは昨年の9月の議会で私が取り上げたことがございますけれども、やはり県に対しては北陸電力から即時に情報がいかなければならないし、同じ情報が市町村に対しても即時にくるべきが当然のことであると思います。私は、県に対する高岡市としての地方公共団体としての権利というふうにも考えておりまして、団体自治の立場からも住民福祉の立場からも早急に実現されるべきであると思っています。  2番目の問題の専門の職員の養成をすることにつきましては、今回の高速増殖炉「もんじゅ」の事故での福井県や敦賀市の立入検査において、動燃の発表を覆した自治体職員の技術の高さを見るときに、原発立地県でない富山県であるとしても、その必要性が痛感されるのではないでしょうか。  高岡市に対する要望としては3項目ございますが、放射能測定器や防護服を購入して放射能を測定できるようにすることは、現在でも市民病院には放射線技師がおいでなりますように、それほど特別なことを考える必要はないのであります。もし、原発においてシビアアクシデントの通報があった場合に、あるいは石川県から被爆者の避難があった場合に、市の防災担当者や消防職員が放射能を測定する知識を持つのは当然ではないでしょうか。  また、広報活動避難マニュアルをつくることは、地震災害と同じことであって、万が一の場合を想定するわけであります。いたずらに市民に不安を与えることになるというふうには、私にはとても思えないのであります。  また、ヨウ素剤の配備の問題については、委員長報告にもございましたが、福井県今立町においては既に実施されており、武生市においても近く配布されると報じられています。ちなみにこれは今月でございます。ちなみに、武生市は原発立地点から22~23キロの距離にあると言われておりまして、志賀原発における氷見市の場合とほぼ同じ距離にあるようであります。  このヨウ素剤というのは、チェルノブイリ原発事故におきまして、応急手当ての際、体内被爆を軽減する薬剤として使われたことはよく知られているので、今さら特に説明する必要はないと思います。  以上、請願第7号に対する賛成の意見を申し上げました。しかしながら、委員長報告は不採択であります。結果は極めて残念でありますが、委員会の審議を通じて真摯に委員の方に御議論をいただいたこと、そして委員長もその議論を保障していただいたことに感謝しなければなりません。委員長報告にもございましたから、ダブることを避けて、委員の発言の中から私の記憶を呼び戻してみますと、「我々も必要性を感じているが、各項目の中には難しいものもある。総論賛成、各論反対にならざるを得ない」という声もありましたし、「理解できる点と賛成できない点がある。請願の部分採択はできないとされており、不採択にせざる得ない」という声がある一方で、「必要性を感じている」あるいは「時期尚早ではあるけれども、十分に調査検討すべきである」という意見がたくさんあったことについて、大変私も心強く感じたのであります。  最後に、私の方から、もし今回不採択になったとしても、今後さらに議会でも真剣な御議論をいただいて、手順も含めて項目ごとの精査について協議させてもらいたいという要望を申し上げ、大方の御同意をいただいたものと考えております。  議会は言論の府であります。請願が不採択になったとしても、実質的には今後継続審議に近い取り扱いになったものと私は理解をしております。先輩並びに同僚議員におかれましても、このような経過を御理解の上、今後ともこの問題に対して関心を持っていただくようにお願いを申し上げるところであります。  また、請願の審査過程における当局の見解は、公式的な説明に終始しましたが、佐藤市長をはじめ当局におかれましても、議会と同様に関心を持っていただいて、調査研究の作業を早めるとともに、実行できることはすぐにでも実行していただけるようにお願いしたいということを申し上げまして、社会クラブを代表しての賛成討論といたします。  どうもありがとうございました。 16 ◯議長清都勇之君) 以上で、討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 17 ◯議長清都勇之君) これより、議案の採決を行います。  まず、  議案第 83 号 平成7年度高岡市一般会計補正予算(第3号) から  議案第 100号 富山県市町村職員退職手当組合規約の変更について まで  以上、18件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯議長清都勇之君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第83号から議案第 100号までの18件は、いずれも委員長の報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────── 19 ◯議長清都勇之君) 次に、請願の採決を行います。  請願第7号 地域防災計画の見直しと原子力災害に対する備えについて を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、不採択であります。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛 成 者 起 立〕 20 ◯議長清都勇之君) 起立多数であります。  よって、請願第7号は、委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               追 加 議 案 の 上 程 21 ◯議長清都勇之君) 日程第2 議案第 101号及び議案第 102号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               提 案 理 由 の 説 明 22 ◯議長清都勇之君) 市長 佐藤孝志君より提案理由の説明を求めます。       〔市長(佐藤孝志君)登壇〕 23 ◯市長(佐藤孝志君) 本日、追加提出いたしました議案2件について御説明申し上げたいと存じます。  議案第 101号及び議案第 102号は、いずれも人権擁護委員の推薦について意見を求める件でございまして、鎌谷克彦氏及び豊田是正氏の任期が明年1月14日で満了いたしますので、引き続き両氏を推薦いたしたいと存ずるものであります。  何とぞ、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 24 ◯議長清都勇之君) 市長 佐藤孝志君の提案理由の説明が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委 員 会 付 託 の 省 略 25 ◯議長清都勇之君) ただいま議題となっております議案第 101号及び議案第 102号は、いずれも人事案件でございますので、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長清都勇之君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第 101号及び議案第 102号は、直ちに採決することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 27 ◯議長清都勇之君) これより、採決を行います。  まず、議案第 101号を採決いたします。  議案第 101号 人権擁護委員の推薦について意見を求める件  これは、鎌谷克彦君に係るものであります。  本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長清都勇之君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第 101号は、これに同意することに決定いたしました。   ─────────────────────────────────────── 29 ◯議長清都勇之君) 次に、議案第 102号を採決いたします。  議案第 102号 人権擁護委員の推薦について意見を求める件  これは、豊田是正君に係るものであります。  本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長清都勇之君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第 102号は、これに同意することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             庄川左岸水害予防市町村組合議会議員選挙 31 ◯議長清都勇之君) 次に、日程第3 庄川左岸水害予防市町村組合議会議員選挙を行います。 32 ◯議長清都勇之君) お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第 118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長清都勇之君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。 34 ◯議長清都勇之君) 次に、お諮りいたします。  指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    35 ◯議長清都勇之君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決定いたしました。 36 ◯議長清都勇之君) 庄川左岸水害予防市町村組合議会議員に、  高岡市戸出西部金屋 240番地 大居 斉君  高岡市戸出春日 378番地 塚本理次君  高岡市二塚 466番地 舘 勇将君  高岡市野村 543番地の3 磨伊義広君  高岡市二塚1136番地 石田義雄君  高岡市戸出町3丁目10番5号 大井 弘君  高岡市野村1193番地の4 柴田陽子君  以上、7君を指名いたします。 37 ◯議長清都勇之君) お諮りいたします。  ただいま、議長において指名いたしました7君を当選人に定めることに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長清都勇之君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました7君が庄川左岸水害予防市町村組合議会議員に当選されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議員提出議案の上程 39 ◯議長清都勇之君) 次に、日程第4 議員提出議案第13号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               提 案 理 由 の 説 明 40 ◯議長清都勇之君) 議員提出議案第13号 新たな「食料・農業・農村基本政策」の確立を求める意見書について 窪田正人君より、提案理由の説明を求めます。       〔24番(窪田正人君)登壇〕 41 ◯24番(窪田正人君) それでは、提出者を代表いたしまして、議員提出議案第13号 新たな「食料・農業・農村基本政策」の確立を求める意見書の案文を朗読して提案理由の説明にかえます。         新たな「食料・農業・農村基本政策」の確立を求める意見書  我が国の農業は、国民食料の安定供給を担うだけでなく、活力ある地域社会の維持、国土・自然環境の保全など多様な機能を果たしており、その維持・発展は極めて重要である。  しかしながら、近年、担い手の高齢化や後継者不足、中山間地を中心とした耕作放棄地の増加といった農業構造の変化に加え、輸入農産物の増大など、農業を取り巻く情勢は大変厳しいものがある。こうした中、世界的には、人口の急激な増加による食料不足が予想されているところであり、農業の活力を維持し、自給率の向上を図ることが極めて重要である。  政府におかれては、現在、ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意を受け、「農業基本法」の見直し作業を進めていると仄聞しているところであるが、今こそ、我が国経済の中での農業の位置づけを明確にし、今後の日本農業の持続的発展、食料の安定供給、地域社会の活性化など今後の農政展開の理念を明らかにした次の事項を盛り込んだ、新たな食料、農業、農村に関する基本法を制定されるよう強く要望する。                      記  1 食料自給率の向上、安全な食料の安定的供給を国の基本的役割とすること。  2 農林業の持つ国土・環境保全など公益的機能の位置づけを明確にすること。  3 農山村の生産基盤と生活基盤を一体的に整備し、農林業の振興による地域経済、社会の活   性化の推進を図ること。  4 中山間地域など条件不利地域での農林業の振興策の推進を図ること。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   平成7年12月20日                                     高岡市議会  なお、提出先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、農林水産大臣、食糧庁長官、以上であります。  各議員の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 42 ◯議長清都勇之君) 窪田正人君の提案理由の説明が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 43 ◯議長清都勇之君) これより、質疑に入ります。  通告がございますので、発言を許します。23番 金平直巳君。       〔23番(金平直巳君)登壇〕 44 ◯23番(金平直巳君) 私は、議員提出議案第13号 新たな「食料・農業・農村基本政策」の確立を求める意見書について質疑を行うものであります。  意見書では、輸入農産物の増大など農業を取り巻く情勢は大変厳しいものがあるとしております。農業を厳しい状況に追い込んでいるものが何なのか。このことの分析、検討こそが日本農業の今後の展望を考える上で重要であります。  新食糧法のもとで最初の決定となる米の政府買い入れ価格が据え置かれました。政府与党は据え置きにしたことを恩着せがましく宣伝しておりますが、この米価は大多数の米作農家の生産費を償わず、物価上昇を考慮すれば、実質4割引き下げとなる19年前の水準であり、到底農家の皆さんを納得させることはできないものであります。これでは新食糧法の第1条に言う「主要食料の需給及び価格の安定」など到底図れないのであります。米の輸入、減反、押しつけとあわせて米価を市場任せにする新食糧法の危険性がいよいよ明白であります。  そこでお尋ねいたしますが、新食糧法への施行によって、米価の下支え機能がなくなり、このことが農業をかつてない厳しい状況に追い込んでいると考えられますが、この点はどうか。  また、米の輸入自由化法(WTO諸協定)の受け入れもしかりと考えるがどうか。  以上、2点について答弁を求めるものであります。  以上で、私の質疑を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               答             弁 45 ◯議長清都勇之君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。24番 窪田正人君。       〔24番(窪田正人君)登壇〕 46 ◯24番(窪田正人君) それでは、質疑にお答えいたします。  新食糧法では、米の需給状況によって価格が大きく変動するものと思われることから、2点のことが大事だというふうに考えます。1つは、政府米の価格は生産費に見合ったものにすること。2つ目は、生産者の自主的な努力、良質米の生産など、あるいはまた産地間競争が大変激しい中でありますが、こうした良質米の生産やあるいは転作などによって米の需給バランスを確立すること。この2点などによって価格の維持が図られていくものと考えます。  それから2点目の問題でありますが、米の輸入自由化は確かに日本の米農家にとって大きな問題であることは事実であります。それだけに国内での対策が必要であり、そのための諸施策が求められております。国の農業・農村対策などについては、経営基盤を確立するということが急務となっているのでありまして、また最も影響を受けると思われる中山間地対策、今回の意見書の中にもあるとおりであります。いずれにしましても、6年後に見直されますミニマム・アクセスに向けて国内対策をきちんとすること。そして、6年目以降に向けた新たな取り組みが必要であろうと、このように考えておるところであります。  以上であります。 47 ◯議長清都勇之君) 以上で、質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委 員 会 付 託 の 省 略 48 ◯議長清都勇之君) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 49 ◯議長清都勇之君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第13号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 50 ◯議長清都勇之君) これより、討論を行います。  通告がございませんので、これで討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 51 ◯議長清都勇之君) これより、採決を行います。  議員提出議案第13号 新たな「食料・農業・農村基本政策」の確立を求める意見書について  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛 成 者 起 立〕 52 ◯議長清都勇之君) 起立全員であります。  よって、議員提出議案第13号は、原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               閉会中の継続審査の件 53 ◯議長清都勇之君) 次に、日程第5 閉会中の継続審査の件を議題といたします。  議会運営委員長及び各常任委員長から、それぞれの所管事項の調査について、お手元に配付いたしました継続調査事件一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  本件は、各委員長からの申し出のとおり、継続審査とすることに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 54 ◯議長清都勇之君) 御異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申し出のとおり、所管事項の調査につきましては、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ───────────────────────────────────────               閉会中継続調査事件一覧表 議会運営委員会  1 次期定例会又は臨時会の日程等議会の運営について  2 会議規則、委員会条例等議会関係の条規の制定、改廃について  3 議長の諮問に関する事項について 総務文教常任委員会  1 市政の総合企画について  2 財政計画及び財政運営について
     3 市税その他財源の確保について  4 義務教育内容の充実及び教育施設の整備について  5 社会教育及び社会体育について  6 文化振興及び文化財の保護について  7 その他総務文教所管に関する事項 民生病院常任委員会  1 社会福祉及び児童福祉対策について  2 老人福祉及び老人医療について  3 国民健康保険及び国民年金について  4 保健衛生及び救急医療について  5 公害対策及び交通安全対策について  6 清掃事業について  7 市民病院事業について  8 その他民生病院所管に関する事項 経済消防常任委員会  1 商工業の振興について  2 勤労者対策について  3 観光対策について  4 農林水産業の振興について  5 農業生産基盤の整備について  6 消防対策について  7 その他経済消防所管に関する事項 建設水道常任委員会  1 道路及び橋梁の整備、維持について  2 住宅対策について  3 都市計画について  4 土地区画整理事業について  5 公園の整備及び緑化の推進について  6 下水道事業について  7 水道事業について  8 その他建設水道所管に関する事項   ───────────────────────────────────────               議 長 あ い さ つ 55 ◯議長清都勇之君) 以上で、本日の日程は、全部終了いたしました。  今期定例会を閉会する当たりまして、一言ごあいさついたします。  去る7日に開会いたしました12月定例会も、本日ここに全案件を議了し、無事閉会の運びとなりました。まことに御同慶にたえない次第でございます。  この間、議員各位におかれましては、終始慎重に御審議を賜るとともに、議会運営に御協力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  また、市当局におかれましては、審議に際し、種々御対応をいただきましたことに厚く御礼を申し上げますとともに、審議の過程で出されました意見、要望等を十分に配慮いただきまして、今後の市政執行に反映されますよう要望申し上げます。  さて、21世紀の到来も間近に控え、我が国は高齢化、情報化、国際化といった社会情勢の変化に直面するとともに、経済の構造的変革に迫られており、これらの諸課題に的確に対応し、個性豊かで活力に満ちた地域社会を築き上げていくことが求められております。  また、阪神・淡路大震災等の教訓から、安全な地域づくりに対する要請も高まっており、地域の総合的な行政主体である地方公共団体が果たすべき役割はますます大きくなっております。21世紀にふさわしい国と地方の関係を構築するためには、地方分権推進法の趣旨を踏まえ、地方分権を積極的に推進し、国から地方への権限委譲、地方税財源の充実確保を図るなど、地方の自主性・自立性を強化するとともに、新しい行財政改革の推進など地方公共団体の行政体制の整備、確立を図る必要があると思うのであります。  このような状況下において、本市においては、社会経済環境の変化や新たな課題に対応するため、総合計画基本構想を改訂するとともに、明年度をスタートとする第7次事業計画を策定されたところでございます。現下の本市を取り巻く経済情勢は、景気の回復のおくれの影響を受け、まことに厳しいものがありますが、私ども議会といたしましても、この4月に統一地方選挙の洗礼を受け、市政に参画するものとして、これらの諸情勢を踏まえながら、豊かで安心できる魅力ある地域づくりの実現に全力で取り組んでいかなければならないと考えております。  終わりになりましたが、議員各位並びに市長をはじめ当局の皆様におかれましては、健康に十分御留意をいただきまして、希望に満ちた新春を迎えられますようお祈りを申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               閉             会 56 ◯議長清都勇之君) これをもちまして、今期定例会を閉会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長清都勇之君) 御異議なしと認めます。  よって、平成7年12月高岡市議会定例会を閉会いたします。   ────────────・─────────────・────────────                                 閉会 午後2時00分 地方自治法第 123条第2項の規定により署名する。    高岡市議会議長    高岡市議会副議長    会議録署名議員    会議録署名議員    会議録署名議員 Copyright © Takaoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...